日時:2015年12月12日(土)16時〜
場所:日本女子大学(目白校舎)新泉山館5階503(坪能研究室)
(アクセスについては日本女子大のHPを御覧ください)
研究法・分析法探検ー多様な研究法・分析法を組み合わせる
ゼミ概要:私が専門にしている心理学の領域には,主に6種類の研究方法があり,統計法による分析方法が確立しています。
とはいえ,実際には,個々の研究の目的や対象に応じて,研究方法や分析方法に工夫を凝らして用いています。
特に,近年増加してきた,実際にことが起きているフィールド(学校の教室等)を対象とした現場研究・実践研究では,
オーソドックスな方法だけでは必要なデータが収集できなかったり,せっかく収集したデータをうまく分析できなかったりします。
その時,一つの研究方法・分析方法にとらわれず,いかに工夫を凝らして適切に研究・分析できるか,がとても大切です。
今回のオープンゼミでは,こうした研究方法や分析方法のことを,皆さんと一緒に考えたいと思います。
横地早和子先生プロフィール
東京未来大学こども心理学部講師,東京藝術大学大学院非常勤講師。
2007年,名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程修了。博士(心理学)。
東京大学大学院教育学研究科特任助教を経て,2012年から現職。
芸術家(特に美術家)の創造活動や熟達過程について研究を行う。
「実践知—エキスパートの知性」(有斐閣),「思考と言語(現代の認知心理学3)」(北大路書房)など(いずれも共著)。
主催:新しい音楽教育を考える会(ICMAC, 代表:坪能由紀子),
連絡先: tsubonou@fc.jwu.ac.jp